須賀川創英館高校の高3の女性生徒が自殺した問題で、同校の校長が「この生徒は天寿を全うした」と発言したことが物議を醸しています。
「天寿を全うする」とは、天から授かった寿命をすべて使いきる意味です。
大体の場合、自然死で、大往生した人に対して使います。
自殺した生徒に対して使ったため、侮辱的な発言だと捉えられてしまいました。
そんな須賀川創英館高校の「天寿全う」発言の校長はいったいどのような人物なのでしょうか。
詳細を調査しました。
須賀川創英館高校の「天寿全う」発言の校長は【森下陽一郎】
「天寿全う」発言をした須賀川創英館高校の校長先生は、【森下陽一郎】さんである可能性が高いです。
女子生徒が自殺したのは2022年4月のこと。
そして、2022年4月にあいさつ文を出していた校長は、森下陽一郎さんです。
しかし、2023年には須賀川創英館高校の校長に、新たに【渋川卓也】さんという方が就任しています。
女子生徒が自殺したのは2022年4月15日で、自殺の3日後に全校集会が開かれました。
「天寿を全うした」という発言が出たのは、その全校集会だったといいます。
両親によると、当時の校長は3日後の全校集会で「この生徒は天寿を全うした」などと発言したといい、「17年しか生きていないのに『天寿』って?」と言葉を失った。
引用:https://mainichi.jp/articles/20231205/k00/00m/040/028000c
ということで、時系列を見る限り、「天寿全う」発言をした校長は、【森下陽一郎】さんだった可能性が高いです。
須賀川創英館高校の元校長・【森下陽一郎】の顔画像や経歴は?
森下陽一郎さんの顔画像はこちらです。
具体的な経歴はわかっていません。
ですが2023年には須賀川創英館高校の校長から異動し、福岡西高等学校の校長に就任しています。
現在も別の高校で校長をしているようですね。
また、森下陽一郎さんと同姓同名の方が、2013年頃に福島県教育庁高校教育課指導主事をされていました。
教育庁高校教育課指導主事は教員に対して助言や指導をする立場だそうです。
そんな森下陽一郎さんは須賀川創英館高校の校長時代、以下のようなあいさつ文を出していました。
生徒が「須高に入学してよかった」、保護者が「須高に入学させて良かった」と思える学校となるよう、校長として取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
【育てたい生徒像】
引用:https://sukagawa-h.fcs.ed.jp/school/principal
- 自他の生命を尊重する精神を持った生徒
- 進路目標を実現するために努力する生徒
- 自己を見つめよりよく生きようとする生徒
- 地域を愛し、地域に貢献できる生徒
育てたい生徒像には「自他の生命を尊重する精神を持った生徒」とあります。
「天寿全う」発言が言葉選びを間違えただけで、現在は反省されていることを願いたいですね。